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窓ガラスを防犯性が高いものにしたいのですが、マンションの共有部分である窓ガラスやサッシはリフォームできないのでしょうか?
平成16年にマンション標準管理規約が改正になり、断熱や防音、防犯などの性能を高めるためのガラス交換については認められるようになりました。
ガラスの交換リフォームをお考え方はまず管理組合に相談してください。
ガラス交換については認められるケースがありますが、サッシの交換は外観に与える影響が大きいこともあって、交換は管理規約で禁止されているケースがほとんどです。サッシの見た目や素材などを変更したい場合は、今あるサッシの内側に内窓を設置するという方法があります。内窓はインテリアに合わせた色やデザインを選べるだけでなく、断熱性や防犯性、防音性を高める効果も期待できます。
侵入手口の第1位は『ガラス破り』です。
侵入をあきらめさせるには!?
空き巣が侵入をあきらめる時間は10分以内が約9割。
狙われやすい窓ガラスで空き巣が侵入までに要する時間を長くすることが防犯対策として効果的です。
10分以内に侵入できない住宅であればかなり安全と言えるのではないでしょうか。
ガラスの種類と防犯性
★フロートガラス (普通のガラス)
短時間で破られ鋭利な角を持った大きな破片が生じる。 防犯性能は無い。
★強化ガラス
通常のガラスに熱処理を加えて急激に冷却したガラス。強度を高めたガラス。バールなどの尖ったもので叩くと簡単に割れてしまう。粉々になって割れるためケガをしにくい。防犯性能は無い。
★合わせガラス
2枚の板ガラスの間に強靭な樹脂中間膜で接着して一体化したもの。ガラスが割れた際に破片が飛び散らない。安全性は高く、紫外線も99%以上カットするが、防犯性能は無い。
★網入りガラス
ガラスの内部に金属網が入っている。延焼防止用の防火ガラス。金網は容易に切断できるため防犯性能は無い。
★ペアガラス(複層ガラス)
2枚の板ガラスの間を6mmにしてその間に乾燥した空気を注入したガラスのこと。断熱効果がある。フロートガラスに比べると破られにくいが防犯性能は無い。
★防犯ガラス
ガラスとガラスの間に特殊フィルムを挟んだもの。特殊フィルム(樹脂)が厚いほど更に防犯性は高くなる。防犯性はもちろん、安全性、遮音性にすぐれ紫外線も99%カット。
防犯ガラスに変えても施錠していなければ全く意味がありません。
侵入手段の第2位は 無施錠
鍵を閉める習慣を徹底していきましょう。
防犯ガラスは費用面で厳しいということであれば、
防犯フィルム『セキュアグリップ』をお勧め致します。
イスラエル製で世界に認められている高品質フィルムです。¥6,000
(A3サイズ2枚入り)
◎クリアフィルムの透明度は大変優れています。
◎暑さは203ミクロンと352ミクロンタイプがあり防犯性の高いウィンドフィルムとして活用できます。
◎正しく施工された場合は10年以上効果を発揮します。
見積もりは無料ですのでお気軽にご相談をお待ちしております。
防弾ガラスにも使われる「ポリカーボネート」1.5ミリは非常に防犯性は高く打ち破り実験に対しても実証されています。破壊実験で30分かかりました。
防犯ガラス1㎡あたりの価格は、約2~4万円前後
施工費、運搬費、既存ガラスの処分費は別途かかります。
※ガラスの種類や厚み、サイズ、などにより料金は変動します。
(防犯ガラスは絶対割れないガラスではありません。)